Allman Acoustic Waves

~素晴らしき日本のアコースティックギター製作家たち presented by オールマン~

久しぶりにBill Mizeの弾くD28に痺れる。

billmize

いや、CDで聴いただけなんですが。

このところ、ヴィンテージモデルのレプリカが好評で
28のみならず様々なオーダーやお問い合わせをいただいています。
誠に有難うございます。

そんな中、ふと思い立って
久しぶりにBill Mizeのアルバムを聴いてみたんですが
彼の弾く1962年製D28の音色にあらためて痺れてしまいました。

ドレッドノートというとガツンと腹に響く印象が強いですが
彼の弾くD28は、その乾いた響きがとても素晴らしく
誰の耳にも「普通じゃない」ことが判ります。

もちろん生音ではないので
その辺は差し引いて判断すべきでしょうが
それでもあのクリアで上品な響きは
なかなか凡庸なモデルでは出せませんね。

実は数年前まで、オールマンでも
あまり日本で紹介されることのないフィンガーピッカーを中心に
CDをポチポチと販売していたのですが
その時にもBillの作品は多くのフィンガリストに歓迎されていました。

Bill Mizeを聴いたことがない方は
彼のウェブサイトにサンプル音源があるので
一度チェックしてみることをお勧めします。

Bill Mize

ボクのお気に入りは“Miasma”なんですが
この恐ろしく難しい変拍子の曲を
とても豊かな表現力でドラマチックに弾き切っている技量には
全く恐れ入ります。

そういえば、Billさん、ここんとこどうしてるんでしょう。
新作もリリースしたというニュースも聞きませんし。
そのサイトでスケジュールを見ると
ぼちぼちライブをこなしているようですが。

と思ってたら、こんなビデオを発見しました。
なんと1年前にアップされていたんですね。
全然知りませんでした。

Green Radio Bistro, Pilot Show 2, ‘06: Music – Bill Mize & Beth Bramhall from Ian Booth on Vimeo.

相変わらず巧みな弾きっぷりですね。

ところで、ここで弾いているのは例のD28ではなく
Brent McElroyというビルダーの手になるギターのようです。

McElroy Guitars

この人は蜂の巣状に組むラチスブレイシングや
Neotericと呼ばれる、響板としてのトップを最大限の面積を響かせる仕組みを試みたりと、
なかなか野心的な作家のようで興味深いです。

ただ、ボクとしてはやっぱり1962年製D28を弾く
Bill Mizeが聴きたいですね。
というか、あの音を塩崎氏に作ってもらおうかしら。
型番は、そう、D28-62で。


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